3-1:葉巻を吸ってみよう。まずは切断(カット)

2015-06-03

 YouTubeによる解説はこちら

さあ、実際に葉巻を吸ってみましょう。
お店で購入して、すぐに吸うのであれば今までのコンテンツを見る必要はありません。

葉巻はそのままでは吸えません。
まずはふたつ、名前を覚えましょう。

断面が見える部分がフット。こっちが下です。
その逆、丸みを帯びて閉じられている部分がヘッド。こっちが上です。

 


葉巻はこのヘッドを切断して吸い口を作り、フットに着火して喫煙するのです。
ヘッドの切断方法は大まかに「フラットカット」「パンチカット」「V(ブイ)カット」の三つがありますが、最もポピュラーなフラットカットがおすすめです。

お店でしたら店員さんにカットをお願いすることも出来ます。
自分でやる場合は、カッターを用意しましょう。フラットカットには「シザー」または「ギロチン」を使います。

シザーは名前の通り鋏型のもので、ギロチンは水平に刃を押し当てて切断するものです。
どちらも刃先が見えて、切断する箇所が見えるものがおすすめです。またギロチンは両刃がよいでしょう。

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最も切りやすいのはシザー型ですが、持ち歩きには不便です。自宅で喫煙するなら重宝しますが、ひとつだけでよいならオールマイティなギロチン型がおすすめです。
ギロチンは力が入りやすく扱いやすい、水平方向に両側から押し込むタイプのものがよいでしょう。
一番のおすすめはこのパリオです。
ギロチンは10ドルほどからラインナップがありますが、これは軽く刃も鋭く長持ちします。またカッターにやや窪みがあり、葉巻を置くトレイ代わりにもなります。

palio cutter

カットは、ヘッドの丸みをやや残すように刃を当て、押し付けるように一気に力を込めて切り落とします。

 

ためらうと吸い口がギザギザになり、中身の葉っぱがぽろぽろこぼれて吸うときに口の中に入ってしまいます。思い切りが大事です。
また、葉巻自体が極度に乾燥していると、カットしたときにヘッドにひびが入り、喫煙中に葉巻がほどけたりして美味しく楽しむ事が出来なくなります。注意しましょう。

ここでちょっとしたコツですが、葉巻に刃を当てたら、そのままカッターをくるりと軽く回しましょう。表面に切れ目が入り、その後力を込めればバチンときれいに真っ直ぐ切れます。回し切りですね。

その他の「パンチカット」「Vカット」については「6-3:カットによる違いとは」にあるので、チェックしてみてください。



2017-02-15 更新