XVIII Habanos Festival - Hoyo de Monterrey Reserva
2016-03-14
2月29日から3月4日まで、キューバ・ハバナにて第18回フェスティバル・ハバノスが開催された。
エントランスや会場はグリーンのイルミネーションで華麗にライトアップされた。
例年、期間中はタバコ農場・工場見学とシガーセミナーを挟んだ3回のパーティが開催され、それぞれで新作のお披露目が行われる。見本市とレセプションを兼ねるこのフェスティバルは国をあげての大イベントだ。ディストリビューターを中心に世界中から1500人以上が集う。
そこここにHoyo de Monterreyのブランドアイコン。レゼルバの黒×シルバーがシック。
2016年の今年はハバノスにとって重要な年で、コイーバ50周年のメモリアルイヤーにあたる。また、歴史的なアメリカとの国交回復をにらんで隣国アメリカからも大量の参加者があった。
ウェイティングで開場を待つ。期間中の参加客は1500人を超えた。
初日はウェルカム・イブニング。「Noche de Bienvenida dedicada a Hoyo de Monterrey Reserva」と名付けられたパーティは2月29日、Puerto de La Habana(プエルト・デ・ラ・ハバナ)のAlmacén del Tabaco y la Madera(アルマセン・デル・タバコ・イ・ラ・マデラ)で開催された。ハバナ港が見渡せる、絶好のロケーションだ。
さざめきと紫煙。開場は海風が吹き抜ける外だったので暑くはない。
詰めかけた招待客には、名前の通り今年の新作であるオヨ・デ・モントレイのレゼルバがお披露目された。新作を目にした興奮の声で、会場がざわめく。
ハバノスS.A.社長と副社長によるスピーチがなされる。
石造りの建物は極彩色でライトアップされ、入場してすぐ脇のスペースにはDJブースが用意されている。ハバノスS.A.の社長と、新任したばかりの副社長によりフェスティバル開会の宣言がされた後は、4つのエリアに分けられた会場中で派手なパフォーマンスが続き、来訪者をおおいに湧かせた。
Hoyo de Monterreyのアイコンをバックにアーティストが熱唱。ゲストは食事と酒とシガーを楽しむ。
ウェルカムシガーとしてオヨが数本サーブされ、その中には注目のレゼルバ、そしてラ・カーサ・デル・ハバノ限定で新たに販売される予定の「エレガンテス」も含まれていた。さっそく火がつけられ、会場には馨しい紫煙が漂った。
インビテーションとHoyo de Monterrey Epicure No.2 Reserva Cosecha 2012、そしてElegantes。
ビールやシャンパン、フィンガーフードが振る舞われ、各エリアではLeoni TorresやAlexander Abreuなど著名なミュージシャンがオーディエンスを湧かせる。
会場中にレゼルバの強烈なイメージ。アイコンとしての戦略が伺える。
そこここに印象的にブランドアイコンが設置され、いやがうえにもキューバでのこれからのフェスティバル期間へ期待が高まる。
古い石造りの建物へのライトアップやプロジェクションマッピングは、フェスではおなじみである。
ウェルカム・イブニングは3時間ほどで幕を下ろし、参加者へ強烈なイメージと豪奢なシガーのギフトを与えた。