XVIII Habanos Festival - Noche de Gala dedicada a Cohiba en su 50 Aniversario(上)

2016-03-16

3月2日は「Noche-Homenaje al Torcedor」がEl Laguito(エル・ラギート)で開催されたが、会場の都合により参加できる人数が限られており、ディストリビューターではない我々は入場ができなかった。

こちらではクアバ20周年限定ヒュミドールがお披露目され、アップマン マグナム54、そして2016年のエディシオン・リミターダであるトリニダ トペスが振る舞われた。

 

2016年のエディシオン・リミターダ。トリニダ トペス、ロメオ・イ・フリエタ カプレトス、モンテクリスト ダンテス。アップマンからはマグナム54が新たに仲間に加わる。

 

最終日である3月4日に行われたガラ・ディナーは異様な熱気に包まれた。

 

ガラの参加は正装が条件。ウェイティングは熱気に包まれる。

コイーバ50周年の記念ヒュミドールがお目見えするという噂と、雑誌などにすでに掲載されたその写真を参加者はチェックしており、期待と興奮が会場で渦巻いていた。

 

 

ずばりコイーバの名前を冠したガラ「Noche de Gala dedicada a Cohiba en su 50 Aniversario」は、ミラマール地区のPABEXPOにて開催された。Palacio de Convenciones(パラシオ・デ・コンベンシオネス)と呼ばれるコンベンションセンターで、近年ガラはこの場で催される事が多い。

 

 

ドレスコードは正装が求められる。次々と会場に乗り付ける紳士淑女で、入り口はあっという間に黒山の人だかりになった。

 

 

1時間ほど待ち、ウェイティングを通り、ドリンクを受け取った参加者へ紙袋が手渡される。中には歴代のコイーバを飾ったシガーリングが納められた重厚な額、コイーバ50周年記念の喫煙具、そしてコイーバ・マフェストゥオーソメディオ・シグロが手渡された。

 

ハバノス S.A.によるガラ・ディナー開会の宣言。振る舞われたモエのグラスで乾杯が行われた。

 

コイーバ マフェストゥオーソ。50周年を祝うのに相応しい品質だ。

インビテーションごとに割り振られた各テーブルに着席する。ハバノスS.A.のオープニング宣言の後、コース料理とともに著名なアーティストがステージ上で熱唱し、会場中で拍手や歓声が飛び交う。

 

ステージ前にはオークション用の特別な大型ヒュミドールが並べられ、入札者たちが真剣にチェックする。ここからがハバノスフェスのガラ・ディナーの本番だ。

 

オークションにかけられる50箱中1番目の「Cohiba 50 Aniversario」。展示場所には常に人だかりができていた。

<つづく>

 

Text by Tatsuya Igarashi:Twitter FaceBook