1-1:葉巻のスタートアップキット

2015-06-03

葉巻の湿度を保つための道具には「ヒュミドール」があります。
重厚な木製で蓋に隙間が出来ないよう緻密に作られた箱で、内側に湿度計、そして簡易的な加湿器が備わっているものを指します。
しかし、ヒュミドールは色々なメーカーから出ており、値段もバラバラです。基本的に安かろう悪かろうで、安価なものは隙間が多く湿度を保てないものが多いようです。

葉巻を愉しむためには、これらのものが必要とされています。

ヒュミドール:葉巻の湿度を保つ保管箱
カッター:葉巻をカットするための道具
ライター:葉巻に着火するための道具
シガートレイ:通常の灰皿より葉巻喫煙に特化させた灰皿

この中で一番値段が張るものがヒュミドールです。数万円から数十万円の価格帯なので、このコストを抑えられればそのぶん葉巻を購入することが出来ますね。
ヒュミドールとしての機能が発揮できるものを用意すればよいのです。
おすすめは「クーラーボックス」「ジップロック」「ヒュミビーズ」「デジタル温湿度計」、これらを組合わせたものです。

【クーラーボックス】
密閉性のあるクーラーボックスは空気を逃さないので、庫内の湿度を保てます。
さらに、木製のヒュミドールより断熱性に優れているので温度の変化も緩やかです。

【ジップロック】
葉巻をジップロックで二重に包み、クーラーボックスに入れます。
他の葉巻に干渉させず、クーラーボックスを開けているときも個別に温度・湿度が上昇するのを防ぎます。

【ヒュミビーズ】
これは白いビーズ状のもので、蒸留水を含ませると一定の湿度を保つために湿気の放出・吸収を行います。
小さなタッパーの蓋に穴をいくつか開け、蒸留水を含ませたヒュミビーズを入れ、それを複数ジップロックで保護した葉巻の上に安置します。

【デジタル温湿度計】
クーラーボックスの蓋の内側に両面テープなどで貼り付けましょう。
通常、ヒュミドールにはアナログ式の温湿度計がついていますがデジタルのほうが正確です。
これで温湿度の様子を見ながら、ヒュミビーズを入れたタッパーの数を調整します。湿度は70%が目安です。

これだけです。
この簡易ヒュミドールは海外ではよく「イグルードール」と呼ばれます。クーラーボックスメーカーのイグルーからきているようですね。

このイグルードールのメリットは、葉巻がバラでしか入らないヒュミドールより大量に保管でき、ジップロックに入れば葉巻を箱ごと保管できることです。
イグルードールは直射日光の当たらない冷暗所に置きましょう。

また、カッター、ライター、シガートレイについては別の項目にどのようなものを選べばいいかの例がありますので、順を追ってこちらをチェックしてみてください。



2017-02-13 更新