S.T. Dupont|007スペクター リミテッドエディション発表会レポート
2015-10-10
10月9日、エス・テー・デュポンが映画「007」シリーズ最新作「SPECTRE」の12月日本上映に先駆け、「エス・テー・デュポン 007 スペクター リミテッドエディション」を発表した。
「James Bond」(2004年)「Casino Royale」(2006年)に続き、エス・テー・デュポンが007コレクションを発表するのは3回め。
発表会の会場は、007の世界観でプレゼンテーションされ、ユニークなエス・テー・デュポンのアイテムの数々が披露された。
007 スペクター コレクションは007シリーズのアイコニックな銃身をフィーチャーした、強烈な個性と高級感を併せ持つ。パラディウムとブラックの2種類が用意され、ゴールドスミスマスターの高度な技術でギョシェ彫りの飾面が施されている。ライターの中央を貫通する、内面が磨かれた円筒状のトンネルは革新を追い求めるエス・テー・デュポンの姿勢が鮮明に打ち出されていた。
007 スペクター プレミアムコレクションはライン2ライター、万年筆、ローラーボール、ボールペンの展開。映画タイトルの「スペクター(悪の組織)」が007の映画にはじめて登場した年に因んで各商品世界限定1963個となっており、プレートにシリアルナンバーが刻まれる。
また、プレミアムコレクターギフトボックスも用意されており、ダイヤル錠を備えたブラックラッカーケースには万年筆、ボールペン、ローラーボールのアダプター、ライターが納められ、パラディウムとブラックがそれぞれ世界で150個限定で販売される。ボックス内にはシリアルナンバーが刻まれる。
スペクターと007のロゴが組み込まれた、スタイリッシュなコレクションである007 スペクター アクセスコレクションも同時に披露された。
マキシジェットとミニジェット、それにシガーカッターはクローム仕上げ。表には007、裏にはスペクターのロゴ、そしてソフトなラインが施される。
007 アクセス ボールペンはデフィをベースにデザインされており、ギョシェの渦巻きで装飾されている。007とスペクターのロゴが施されており、ブラックとパラディウムの2色展開。
他にも会場では、新シリーズの「ザ・ローリングストーンズ リミテッドエディション」「スターウォーズ リミテッドエディション」「シュート・ザ・ムーン リミテッドエディション」、またマキシジェットの新デザインや「アラベスク」の新色も展示された。
もちろん喫煙具の最高級メーカーのレセプション、シガーもサーブされた。
シガーラウンジが用意され、Davidoffから新ラインである「ウィンストン・チャーチル」が振る舞われた。煌びやかなエス・テー・デュポンの作品のディスプレイに囲まれ、映画「Casino Royale」のようにルーレット台が用意された会場でシガーを味わうと、まるで007の世界に入り込んだような錯覚を覚えた。
公開を控え、期待感が上がる007とそのエス・テー・デュポンのシリーズ。実際に店頭に並び、それでシガーを味わうのが待ち遠しい。