Montecristo Especiales No.2 '06
2026-08-14

モンテクリスト エスペシアルNo.2はその名の通り、ラギートNo.2に与えられた名称だ。
Montecristoでは1969年から製造されている。
過去には100本入りや10本入りも存在したが、現在は25本入りSBNだけとなっている。
サイズはRG38x152mm、ビトラ・デ・ガレラ:ラギートNo.2(ビトラ・デ・サリダ:パナテラ)。
箱を開いて葉巻をチェックする。ウッドの芳香。
表面はコロラド。過ごしてきた年月で磨かれたラッパーはすべすべに滑らかになっている。
モンテクリストはすでに現行のリングのほうが見慣れているので、古いリングが新鮮に見える。エスペシアルの象徴であるピッグテール。
ヘッドをフラットカットし、フットに火を灯す。
カラメルを感じるウッドの香り。
喫煙すると、その通りの味わい。
木べらでかき混ぜた熱を持つカラメルの粘り。
煙の粒子が細かく非常にシルキーなタッチ。ミディアム。

細身のシガーだがドローは完璧。Montecristoのベースとなるアーシーなフレーバーノートは薄く、ウッドが大きく奥にペッパー、白粉が香る。
小粒だが華やかさに惹かれ、うま味もコクも堪能できる。喫煙のコントルールで味わいも大きく変化する。
中盤は白粉感がさらに立ち、白煙に塗れる。
口腔奥に感じるこっくりとした発酵感はコニャックに近く、一本の古酒。ロールした牧草。
その体躯からは想像できないほどしっかりとしたウッドが太く伸び、めりめりと舌を鷲掴みにする。濃い紅茶。
経年変化でシガーはやや細くなっており、リングが抜ける。
終盤、ブローすると鋭い杉の穂先に攻められる。
ウッドが段々と深く、しかし味わいはソフトになっていく。軽いわけでなく、変化を繰り返しながら膨らんだり縮んだり。アフターのホワイトペッパーが心地よく、突っ込んでしまいそうになるのを堪えながら傅き味わう。
50分で喫了。
20年を経て、肉が失せ味わいの骨格が剥き出しになったのがわかる。柔らかいがダイレクトに味わいとアロマを感じ取れる。
このような熟成の妙を知り、シガーの深みにはまっていく。
葉巻の楽しみの半分はそれなのだ。
LABEL : Montecristo 【Aged】







