【Edicion Regional】[ すべての記事を表示 ] Punch La Isla 2018 ER Cuba キューバのエディシオン・レヒオナルは毎回大きな話題になる。 販売元であるHabanos S.A.がなぜERを出すのか?と聞かれたことがあるが、Habanos S.A.もディストリビューターのひとつであるので出せないことはない。各ERがどこのディストリビューターが作らせているかは、そのERの箱の中に説明書が入っているので見てほしい。ディアデマとかハンターとか書いてあるはずだ。 Punch Sir David 2018 ER Hong Kong サー・デヴィッド・タンはシガー業界以外でも名の知られた人物である。 日本にも展開していたファッション・インテリアブランドのシャンハイ・タンの創業者で、北京・香港・シンガポールのチャイナクラブの創設者でもある。 Bolivar Silver Jubilee 2017 ER Hong Kong ボリバー シルバージュビリーについてはもうひとつのシルバージュビリーのページでも説明しているので割愛する。 同じ名前でラモン・アロネスとボリバーから出され、こちらは25本入SLBで2500箱が生産された。 La Gloria Cubana D No.5 2017 ER Espana 「D No.5」といってもパルタガスではない。これはラ・グロリア・クバーナだ。 La Gloria Cubanaのエディシオン・レヒオナル、D No.5。 スペインなのでタバカレラのオーダーだ。生産数は、一箱10本入りでなんと50000箱。過去に類を見ない生産数である。 Ramon Allones Silver Jubilee 2017 ER Asia Pacifico 25周年を迎えるパシフィック・シガー・カンパニーは、アジア環太平洋地域のハバノスを一手に取り仕切る、ハバノスのディストリビューターだ。比較的新しい企業であるが、取扱量は各ディストリビューターの中で2位に昇る大きな成長を遂げた。 El Rey del Mundo NL No.1 2011 Países Bajos NL No.1はその名前のとおり、ネーデルラント(オランダ)で限定発売された。(ベルギー、オランダ、ルクセンブルクを合わせた場合はベルックス表記になる) 歴史的に貨物の集積地として栄えたオランダは必然的にシガーも経由地となり、LCDHも多く存在する。 Quai D'Orsay Superiores 2011 ER Asia Pacifico 2011年はケ・ドルセーからエディシオン・レヒオナルが初登場した記念すべき年だ。しかもふたつ。 ひとつはフランス限定ロブスト・エンバハドール。そしてもうひとつはアジア限定のこのスーペリオレスだ。 同年に同じブランドから複数のERが出るということも異例だが、ハバノスの意図は不明だ。 Ramon Allones Beritus 2009 ER Lebanon ベリタスはレバノンERのシガーだ。 レバノンはラモン・アロネスが好まれるのか、ラモンのERばかりである。 Sancho Panza Quijote 2010 ER Espana 堂々とした体躯に、地味なリングと派手なリングのダブルリング。 サンチョ・パンサ キホーテをひと目見ての印象だ。 サイズはRG49x194mm、ビトラ・デ・ガレラ:プロミネンテス(ビトラ・デ・サリダ:ダブルコロナ)。10本入り化粧箱が2500箱生産された。 La Gloria Cubana Revolution 2015 ER Asia Pacifico ラ・グロリア・クバーナの市場に出回っているのが確認できるスタンダードラインはメダーユ・ドールNo.4のみだ(公式にはNo.2は販売終了となっていないが、まず見つからない)。しかし、それとは裏腹に限定品の発表は旺盛だ。 Juan Lopes Chiado 1864 2014 ER Portugal シアード1864は2014年にファン・ロペスからリリースされたエディシオン・レヒオナル(販売国限定シガー)。販売国はポルトガルで、首都リスボンのシアード地区から名をつけられた。 サイズはRG50×102mm、ビトラ・デ・ガレラ:ペティロブストス(ビトラ・デ・サリダ:ペティロブスト)。 ニス塗りボワト・ナチュールに10本収められ、5000箱が販売された。 Juan Lopez Don Juan 2015 ER Benelux 17世紀のスペインの伝説上の放蕩児、ドン・ファン・テノーリオの名を冠したシガーとは、と最初は驚いた。野心的な名前だと。 ベネルクスは当然ベルギー・オランダ・ルクセンブルクのことだが、その市場へのシガーにこの名前を付けることの意味は何だろうか。