Rafael Gonzalez Perlas '12

2016-06-02

Rafael Gonzalezは伝統的に小さめのビトラが多い。

ペルラスは2012年にリリースされた。5本入りペーパーパックか25本入りドレスボックスの2種類がある。ディスコンで種類の少なくなったこのブランドに新しく加わるのはありがたい。

 

サイズは40×102、ペルラス(ペティコロナ)。ラッパーはコロラド・マデューロ。若々しいウッドの香りを放つ。

シザーでヘッドをフラットカットし、切り口に鼻を近づけると瑞々しいタバコ葉の香りが開いた。

 

フットを焦がす。立ち上がる枯れ木の焚き火の煙。喫煙する。

まごう事なくラファゴンの味わいだ。やや甘めの小麦感、控えめなレザー、バランスの良いウッド。ボディはミディアムライト。軽やかにして優雅。物足りない感じはなく、アフターもしっかりと喫味を感じる。優しいウッドがじんわりと舌を満たす。

強喫煙すると、直線的な甘さと白粉のようなニュアンスがふわっと現れる。これはいい。アフターは小麦菓子、ザクザクした歯触りまでも何か想像できる味のやつだ。

青野菜の茎のようなフレッシュさも感じ、お菓子のような控えめな甘さ、ビターも感じる。

ボディが控えめなのでよりはっきり甘さの輪郭が捉えられる。吹き戻してやると、可憐なような儚いようなメロウなテイストが楽しめる。

 

20分で喫了。

朝、ニュースを読みながらすぱりとやるもよし。

このくらいのサイズのシガーはH.Upmann Half CoronasやMontecristo Media Coronasを思い浮かべるが、これも第三の候補として提案したい。

LABEL : Rafael Gonzalez