Trinidad Topes '19

2019-05-10

トリニダ トペスは2016年のエディシオン・リミターダだったが、好評を博しTrinidadのスタンダードラインナップに加えられることとなった。
ELからレギュラーシガーへと移行することはままあり、H.Upmannマグナム50 EL2005やHoyo de Monterreyエピクール・エスペシアル EL2004など先例がある。

サイズはRG56x125mm、ビトラ・デ・ガレラ:トペス(ビトラ・デ・サリダ:ロブスト)。12本入りSBNで提供される。このあたりはELのときと全く同じだ。
表面はELほど熟成させないためか、マデューロラッパーではなくコロラド。
それ以外は全く一緒だが、やはりEL特有のオイリーっぽさはあまりない。葉脈が少なく美しい。
香りは芳醇なレザーで、やはりELトペスを彷彿とさせる。

ヘッドをフラットカット。Trinidadの象徴たるピッグテールを切り落とし、フットに火を灯す。
ほのかな杉の芳香。喫煙する。
繊細なウッドとはっきりしたレザーが調和する。そして甘み。
オーク、牛革、黒蜜。エスプレッソとハーブ。しかし、きつさは感じない。ミディアム。
アクセントのビターやアフター、全体のテイストが共通している。ELトペスの記憶がよみがえる。うま味が強烈だ。コク深く、灰の美しさに目が奪われる。


中盤は白粉感が強く出てくる。
煙量は豊かで、ウッドとレザーがやや控えめになり現れてくるのは柑橘類、そして青さ。
ブローするとむせ返るような白粉が爆発する。
百合の花粉、ほのかな花蜜、わずかにホワイトペッパー。


終盤も白粉は持続する。
フローラルなアロマとペッパーが融合した喫感に没入する。
ややアーモンドぽさが顔を出す。酸味のあるコーヒー、木綿豆腐のようなタンパク質感、干し椎茸。甘みの残るアフターが素晴らしい。

70分で喫了。
ELトペスほど凝縮された感はないが、非常に完成度の高いシガーだ。
リアルタイムでELがスタンダードへと移行する機会にテイスティングできる機会はそう多くはない。非常に興味をそそられた。

もちろん、発売が開始されればすぐに箱で購入し、熟成させELトペスと比較する楽しみを手に入れたいと思う。

LABEL : Trinidad 【Edicion Limitada】