Bar d|あるいは、天国は江ノ島に シガーバーというのは基本的に薄暗く、そして内装は往々にして重厚である。 ウッド、石材、レザー、アイアン、そういった素材を量感豊かに見せることに重きを置いた空間づくりであるように思える。 無機質なプラスチック、異常なまでに人工的な明るさの蛍光灯、周囲からの騒音、そういった環境のオフィスに晒された後に内装の設えがいいシガーバーに訪れると心からリラックスできる。皆様も経験がおありだろう。 MAZDAターンパイク箱根|富士山とシガーを たとえば土曜日の昼、強い太陽光線に負けて目が覚めてしまったとしよう。 窓を開けると、そこには雲一つない、一面の青空が広がっている。気温も24℃程度だ。 次の瞬間、私は衝動的に、車に飛び乗り箱根方面に向けて走りだしていた…………。 Aman Tokyo シガーラウンジ|真のラグジュアリーとは 2014年12月、アマンリゾーツ初の都市型ホテル「Aman Tokyo」が東京・大手町にオープンした。 アマンリゾーツの手掛けるリゾートホテルは、その世界観とホスピタリティが「アマンジャンキー」というアマン中毒患者を生み出し続けているという。 Bar N|美意識を味わう いつもと違う街に行った時、私は必ずその街のバーに立ち寄るようにしている。 知らない街の知らない酒場で、知らない常連たちの会話に耳を傾けながら飲む酒と吸う葉巻は格別の味わいがあり、旅情が増す、と思う。 みな”東京が最も洗練されている”というが、東京出身の私はそうは思わない。 Ne Plus Ultra|六本木の古城にて 六本木は俳優座の裏、たこ焼き屋のある細い路地を歩いていくと、右手にその店はある。 銃剣を持った守衛こそ居ないが、鉄の格子に囲まれた入り口はさながら中世ヨーロッパの城、である。 ただならぬ存在感をたたえた雰囲気だ。 Bar Plat|神保町のバー 御茶ノ水・神田界隈の、所謂「オールド・トーキョー・エリア」でBARというと、思い浮かぶ店が無い人の方が多いのではないだろうか。 銀座三越|銀座のデパートの秘密基地 銀座三越の五階には、葉巻売り場がある。 東京の酔狂な葉巻好きであれば既にご存知の方も多いのではないだろうか。