【Aged】[ すべての記事を表示 ] Troya Universales '99 トロヤ ウニベルサレスは現在も販売されているプラスチック製のチュボス、トロヤ コロナスクラブの前身と言える。 このビトラは1960年代にはすでに生産されていた。 セロファン入り・セロファンなし両方で25本入りドレスボックスが発売され、また両タイプで3本入り・5本入りペーパーバックも販売されていた。非常にポピュラーなシガーだったことが伺い知れる。 Romeo y Julieta Belicosos '05 ロメオ・イ・フリエタ ベリコソスは1960年代に生産が開始されたと思われる。 これより少し長いピラミデも同時期に作り始められたのかと考えがちだが、そちらは2000年から2003年までの生産と非常に期間が短い。市場でなかなかお目にかかれないのはそれが理由だ。 Romeo y Julieta Prince of Wales '98 以前クレメンセアオスでも触れた、ロメオ・イ・フリエタの3兄弟のひとつ、プリンス・オブ・ウェールズ。 Punch Double Coronas '05 1840年代に生まれた由緒あるブランド、Punchの最大サイズのビトラであるダブルコロナ。 最も多くの原料と、最も熟練した職人が必要であるこのビトラは、各ブランドのマスターピースといっても過言ではない。(最も高価な原料であるラッパーの歩留まりを考えれば、下手な職人に任せることなどできないのだ) Hoyo de Monterrey Churchills '08 オヨ・デ・モントレイのチャーチルサイズはこれ以外にもコンコルデが存在したが、廃盤となって久しい。そしてこのチャーチルも2012年に廃盤となり、すでにこのブランドにチャーチルサイズは存在しない。 Por Larranaga Robustos de Larranaga 2007 ER Asia Pacifico ロブストス・デ・ララニャーガは2007年、アジア環太平洋エリア用に発売されたエディシオン・レヒオナルだ。 25本入りSLBが6000箱生産された。当時日本のラ・カーサに大量にストックされていたのが思い出される。 Punch Petit Coronas '00 パンチには全く同じビトラで別名のシガーが多い。 有名なのは一連のコロナ・ゴルダのシリーズだが、こちらのペティコロナもペティコロナ・デル・パンチやコロネーション、プレジデンテスなど多い。 Partagas Lonsdale '00 ハバノスというのは過去に別名で同じビトラのものが同ブランドに複数存在することがよくある。 よく上がるのはPunchのグランドコロナ、つまりパンチ・パンチは同ビトラが多くあり区別がつかなかった。 Bolivar Lonsdales '00 ロンズデールに外れなし……とはよく言っているが、これは本当の事だ。 ある程度の長さを持つシガーはトルセドールに高い技術を要求する。ラッパーは葉巻のパーツの中でも一番高価なものなので、失敗が許されないためだ。 Partagas 8-9-8 Cabinbet Seleccion Varnished '96 パルタガスの8-9-8は2種類あることは前にも触れたが、これはロンズデールの方、箱がニス塗りの方だ。よって通称「バーニッシュ」と呼ばれ区別される。 H.Upmann Petit Upmann 70S ペティアップマンといえば必ず出てくるエピソードはJFK、ケネディ大統領だ。 "キューバとアメリカの関係が極度の緊張に達した1962年2月6日、ケネディ大統領が首席報道官であるサリンジャーを呼び出し、「明日までにペティアップマンを千本以上、集められるだけ集めろ」という指示を出した。 Partagas Lusitanias '98 現在のポルトガル、スペイン西部を支配していたルシタニア人は、ローマ時代屈強な傭兵として名を馳せていた。 その名を冠するこのシガーは、様々な文献や著名なシガー関係者がキング・オブ・シガーとして賞賛する。 ダブルコロナのその威容、名門パルタガスの旗艦であるその栄光に、嘘偽りはない。 失敗する事を許されない最も大きいシガーを任せられるのは工場内でも指折りの職人のみで、厳密に組み立てられたブレンドによって、選び抜かれた葉で巻き上げられる。